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「作業の整理」の方法(2021年新春のご挨拶コラム)

お陰様を持ちまして10周年を迎え、PM支援、PM育成のフリーダムシステムとして次なる20周年へと臨む決意新たの年頭です。

 

さて、今回は「作業の整理」についてPM視点で考えてみたく思います。

 

日々皆さんは1つの作業だけでなく、多々の作業を同時に考えなくてはならない時の方が現実的に多いのではないでしょうか?

その場合、整理の仕方一つで成果は大きく変わります。

 

事にぶつかった際、何をクリアしなければならないのか。

デスクに座り必死に考えてもなかなか良い形は見えてこないことも多いのではないでしょうか?一つのヒントとして、“システム屋の常識”から“一般的な常識”へと考え方のポイントを変更するだけで良い考えが出てくるものです。

 

また、考えているときの“自分自身のモチベーション”が大きな影響を及ぼすことにも一歩踏み込んで目を向けるべきです。「感情は理性の障害」となります。

そんな時には、敢えて感情を抑えてぼんやりと考えることが活路を見出すコツと言えましょう。

 

考えがまとまったら、今度は整理をする必要があります。

しかし、頭の中での処理量・許容量は限られるものです。私は、整理する際には一見非効率的に見えるかもしれませんが“手書き”から始めることがままあります。書くことで全体の量が把握し易くなります。また、複雑に絡む作業の関連性も把握し易いです。そうすることで、優先順位や順番が明確になれば、難関突破も光明が見えてきます。一時的に検討を中断していた作業もどの順位に加えるべきかも全体俯瞰から把握し易くなるのではないかと考えられます。

 

コロナ禍でリモート作業が多くなった昨今は、作業待ちも多く作業ごとの関連性を抑えておくことが今まで以上に重要になります。人の作業完了を待ち続けるのはどなたもイライラ・悶々するものですが、善くない感情に自らが溺れてしまうのであるなら、敢えて目線をそらし他の作業を先に進めることで効率性を維持・アップする方がメンタル的にもゴール達成のためにも格段に良いことではないで

しょうか。

 

残念乍らコロナ禍が今暫く続く事は致しかたないこと。災い転じて今年は是非リモート作業を通じての「タイムマネジメント」のコツを掴み、楽しく仕事が進められる自身の成長に挑戦してみてはいかがでしょう。

ただし、「タイムマネジメント」に正解はないものです。正直、私も日々工夫です。

 

皆様と共に次の10年もマネージメントの世界を楽しんでいければと思っています。


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